中井精也氏 鉄道写真家でゆる鉄でおなじみです。みなとみらいのパシフィコ横浜で開催された、CP+(CAMERA & PHOTO IMAGING SHOW)2017で、私の写真の師匠に会ってきました。
ありがちですが、私が勝手に師匠と思っているだけで面識はありません。今日初めてご本人を遠くから拝見しました。
昨年の春に、だいぶ前に買ったまま眠っていた中井精也氏の本を読んでから、カメラに再びハマり、写真を撮り始めました。フィルムの時代から一眼で撮っていて、デジタルの一眼も持っていましたが、撮ったり撮らなかったり。
カメラは時々手にする程度で、あまり真面目に写真と向き合っていませんでした。そんなとき出会ったのが中井精也氏の本。写真の基礎知識を復習できた上に、中井精也氏ならではのテクニックも学ぶことができ、写真を撮る楽しさを思い出させてくれました。
私はとくに鉄道好きということでもないのですが、風景の中にアクセントとして鉄道があり、いわゆる「ゆる鉄」と言われる温かく優しい作風にひかれています。
調子に乗って、著書を3冊読破。大ファンになりました。とはいえ、CP+は、他のセミナーが目的で訪れていて、展示会場でブースのセミナースケジュールを見るまで、心の師匠とお会いできることは知りませんでした。
Nikonのブースで中井精也氏のセミナーがあることを知って、「絶対行こう」と楽しみに思いながら、次にSonyのブースに行くと、ニコンのセミナーの直前に、ソニーのブースでもセミナーが。一気にアゲアゲです。
中井精也氏のセミナー
Sonyのセミナーでの登壇前。おなじみの山高帽?!にゆったりシルエットで存在感たっぷりです。
セミナーの告知です。観客の多さにびっくりです。テレビに出演されていたり、あの芸人張りの軽妙なトークが人気なのでしょうね。すごい集客力です。プレミアムフライデー効果?!
セミナーのタイトルは「歴史と浪漫を追いかけて イタリアで出会った鉄道風景」。
いよいよセミナー開始。直前に行かれていたイタリアの撮影旅行の話と撮り下ろしのイタリアの鉄道写真で盛り上がります。(ネタバレか?)まあ、タイトル通りです。
ちなみに、ご本人が「私の顔は著作権ないので、どんどん撮ってください」とおっしゃってました。許諾済みです。
α99IIの魅力も織り交ぜてのトークで、大盛況のうちに終了です。
続けてNikonブースへ。「ハシゴ」というか「追っかけ」というか。ニコンでも観客があふれてムンムンしています。セミナーの終了から次のセミナーの開始まで15分ほど。果たして間に合うのでしょうか。
セミナータイトルは「鉄道写真へのプライド 〜D500で最高の瞬間をおさめる〜」。
Nikonのセミナー開始です。登場していちばん驚いたのが、衣装替えされていたこと。上の写真と見比べてください。プロ意識ハンパないです。
日本国内での撮影秘話や写真の紹介に続き、ハンガリーの鉄道の写真も紹介されました。おなじみの写真も目の前で見られて大満足でした。
もちろん、Nikon D500のPRもしっかりされていました。機種は違えど私もNikonなので、大変参考になりました。
両方とも立って聞いていましたので若干大変でしたが、まさかのご本人との対面でうれしい一日となりました。
私の写真熱を呼び覚ました本
ファンの方はすでにご存知でしょうが、読んでない方は絶対おすすめ。中井精也氏の著書「世界一わかりやすいデジタル一眼レフカメラと写真の教科書(改訂版)」。私は、改定される前の電子書籍を買ったにもかかわらず、改訂版の改定箇所が気になってもう一回買い直しました。
買って正解。改定箇所は使用するカメラの機種の変更もあり、私の使っているカメラがメインで使われていました。ラッキー!
また、初回は、電子書籍のため動画が付いていませんでしたが、改訂版では動画のダウンロード権付きを購入。動画を見ると、やはり理解度が変わってきます。
電子書籍を買う場合、付属の動画が別にダウンロードできる場合と、動画は含まれない場合がありますのでよくご確認ください。
他の写真の入門書では絶対に学べない、読むだけで写真のレベルが急上昇すること間違いなしの名著です。「今いちばん売れている」という表紙の文字もダテではありません。
コメント