JRE BANKの口座を開設しました。最近は、JR東日本からJR東海の路線を利用する機会が増えていましたので、サービス開始を心待ちにしていました。口座開設に申し込みが殺到していると聞いて、まあゆっくりでいいかと思っているうちに、だいぶ出遅れてしまいました。
5月29日に申し込みをして、初期設定ガイドやデビットカードが6月8日に届きましたので、ちょうど10日ほどで開設が完了しました。ホームページには「お客さまに通常約1週間から10日ほどでJRE BANKデビット(キャッシュカード一体型)をお届けするところ、現在、約3~4週間必要となっております。」とありましたので、もう少しかかるかと思いましたが、一時の混雑も解消されて「通常」の開設手続きに戻っているようです。
初期設定はパソコンでできない??
さっそく「初期設定ガイド」を見ながら設定を開始しようとしたところ、「JRE BANKアプリから初期設定する方法」と、「JRE BANKスマートフォンウェブサイトから初期設定する方法」しか記載がありません。あいにく私はスマホを使っていないので、さてどうしたものでしょう。
スマートフォンウェブサイトのセットアップを見れば良いのはわかりますが、画面が小さくてわかりにくい。スマホを使っている方でも、ここでセットアップをするのは意外とハードルが高いと感じる方もいることでしょう。仕方ないので、記録を残しながらパソコンで初期設定を開始しました。
JRE BANKプラス、JRE POINT、ビューカード、えきねっとの連携はカオス
JRE BANKの特典をはじめ、様々なメリットを享受するためには、JRE POINT WEBサイトへの登録、JRE POINTリンクの登録が必要だったり、ビューカードの引き落とし口座をJRE BANKに変更する必要があったり、さらにビューカードをJRE POINT WEBで登録したり、えきねっとの登録とJRE POINTの連携が必要だったりと、一筋縄ではいきません。それぞれのサービスは使っているものの、どこからどう連携していけばいいのかよく分かりません。まさにカオスの状態です。今回は、その辺りも整理しながらまとめておきたいと思います。
パソコンで行う初期設定の手順
「初期設定ガイド」に沿って見ていきます。
Step1-設定前の準備
ご用意いただくもの
・スマートフォン
・ThankYouレターに同封の台紙
初期設定に必要な情報
・支店番号
・口座番号
・仮ログインパスワード(有効期限は1年間)
スマホは無いのですが、あとは問題なく用意できました。
認証情報について
・初期ユーザーID
・仮パスワード
・ユーザーID
・ログインパスワード
・暗証番号
・合言葉
初期ユーザーIDはしばらく探しましたが、「初期設定ガイド」の2ページをよく読んでやっと分かりました。せっかちな方は、案外盲点になりそうです。
Step2-初期設定
いよいよ初期設定です。「JRE BANKスマートフォンウェブサイトから初期設定する方法」に沿って進めていきます。
00 準備
台紙を用意して、ユーザーIDと仮ログインパスワードを確認します
01 ログイン画面にアクセス
ログイン画面にアクセスするURLから、ログイン画面を開きます
ログイン画面アクセス方法
https://www.rakuten-bank.co.jp/jrebank/index.html
02 初回ログイン
右上の「ログイン」をクリックします
ユーザーIDを入力します 初期設定時のユーザーIDは「初期設定ガイド」2ページに説明があります。10桁の数字です。ログインパスワードは同じく「初期設定ガイド」2ページに説明があります。台紙に記載された仮ログインパスワードを入力します。「ログイン」をクリックします。
03 今後使用する「ユーザーID」の設定
希望するユーザーIDを入力します。下の(確認用)欄にも同じものを入力します。すでに使われているIDを入力すると「使用できません」と表示されます。
「設定する」をクリックすると「ユーザーIDの設定が完了しました。」と表示されます。「次へ進む」をクリックします。
04 今後使用する「ログインパスワード」の設定
英大文字、英小文字、数字、記号を含む8桁から12桁(すべて半角)のパスワードを入力します。下の(確認用)欄にも同じものを入力します。「ログインパスワードを設定する」をクリックします。
「パスワードの設定が完了しました。」と表示されます。「次へ進む」をクリックします。
05 「暗証番号」の設定
暗証番号を設定します。ATMだけでなく、決済を行う際に本人確認のために使用します。半角数字のみ4桁-12桁で設定できるのがユニークです。ATMでは頭の4桁を利用します。「暗証番号を設定する」をクリックします。
「暗証番号の設定が完了しました。」と表示されます。「次へ進む」をクリックします。
06 「ワンタイム認証用メールアドレス」の設定
ワンタイム認証用のメールアドレスを設定します。すでに登録してあるメールアドレスを選択するか、新規にメールアドレスを登録することができます。今回は「登録済、仮登録中のサービス用メールアドレスから選択する」を選んで「認証画面に進む」をクリックします。
「ワンタイムキーを送信する」をクリックすると、選択したメールアドレスにワンタイムキーが記載されたメールが届きます。ワンタイムキーを入力欄に記入して「認証を行う」をクリックします。
「ワンタイム認証に利用するメールアドレスの設定を完了しました。」と表示されます。「次へ進む」をクリックします。
07 「合言葉」の登録
ログイン時の認証を強化するため、合言葉を設定します。質問1から3まで質問を選び、それぞれ合言葉(全角ひらがな2文字〜30文字)を入力します。「合言葉を確認する」をクリックします。
合言葉の登録の確認画面が表示されます。内容に間違いのないことを確認して「合言葉を登録する」をクリックします。
完了
「合言葉の登録が完了しました。」と表示されて、初期登録が完了しました。
JRE BANKプラス
JRE BANKの利用に応じて、JRE POINTやおトクな特典を受け取ることができます。受け取りには
・事前にJRE POINT WEBサイトへの登録
・JRE POINTリンク登録
が必要です。
JRE POINT WEBサイト
JRE POINTリンク登録をすることで、会員ステージに応じた手数料の優遇や、サービス利用でJRE POINTが貯まるプログラムです。
JRE BANKプラスにエントリーすると、ATM手数料が最大月7回無料(VIEW ALTTEの場合は回数無制限で無料)、振込手数料が最大月3回無料、JRE POINTが最大3倍の特典を受けることができます。エントリーは無料です。
「エントリーする(無料)」ボタンからお手続きをお願いします。
JRE BANKにログインすると「お知らせ」に「JRE BANKプラスのご案内」が表示されていますので「エントリーする(無料)」をクリックします。
JRE BANKプラス利用規定、JRE POINT会員情報の取り扱いに関する同意条項(2件)を確認してチェックを入力します。
下の「暗証番号」欄に、JRE BANKの初期設定で入力した暗証番号を入力します。「JRE POINTリンク登録を実施する」をクリックします。
JRE BANKサービスにJRE POINT WEBアカウントの利用を許可しますか?」の画面が開きます。
ユーザーIDに「JRE POINT WEBサイトにログインするためのユーザーID」を入力します。パスワードに「JRE POINT WEBサイトにログインするためのパスワード」を入力します。「連携を開始」をクリックします。
「JRE POINTリンク登録が完了しました。」と表示されます。登録にともなって「JRE BANKプラス」へのエントリーも完了しました。
ビューカードを連携する
ビューカードをお持ちの方は、JRE POINT WEBサイトでカードを登録できます。
JRE POINT WEBサイト
JRE POINT WEBに登録したらログインします。「マイページ」をクリックします。
マイページが開きます。「登録情報を確認・変更する」から「登録カード管理」をクリックします。
「登録カード管理」の中にビューカードの項目があります。「1枚のビューカードをご登録すれば、同一契約者の持つすべてのビューカードが同じポイント口座におまとめされます。」とのことです。
新規で登録する方法は以下のページに説明があります。
ビューカードの追加 | 各種利用ガイド
https://www.jrepoint.jp/point/guide/88/
えきねっとを連携する
えきねっとをJRE POINTと連携すると、切符などの購入時にポイントがたまります。
えきねっとにログインして、マイページのメニューから「JRE POINT連携・JRE POINT特典申込」を選びます。
登録済みであれば、ページの中ほどに「JRE POINT」のポイント数が表示されます。
新規で登録する方法は以下の通りです。えきねっとのサイト内に説明があります。
JRE POINT | えきねっと
https://www.eki-net.com/top/point/
FAQにも説明があります
Q.JRE POINTとえきねっとの連携手続きの手順を教えてください。
https://faq.jrepoint.jp/faq/show/2367?category_id=97&site_domain=default
ビューカードの引き落とし口座をJRE BANKに変更する
ビューカードの引き落とし口座をJRE BANKに変更する手順を確認しておきましよう。
VIEW’s NETにログインします。「登録内容変更」をクリックして、「変更書類の請求」をクリックします。
金融機関口座、暗証番号、住所・勤務先・氏名等の変更に必要な書類を、ダウンロードもしくはご登録のご自宅住所に送付いたします。
変更書類を郵送で送ってもらうか、書式のPDFをダウンロードすることもできます。いずれにせよ、オンラインで済ませることはできないようです。金融機関ですので、やむを得ないですね。PDFだけダウンロードしておきました。特典の開始に間に合わせるためには、早めの手続きが必要ですね。
ATMでの入出金・残高照会
利用できるATMや手数料を確認しておきましよう。
ATM入出金 | JRE BANK
https://www.rakuten-bank.co.jp/jrebank/atm/
利用できるATM
- VIEW ALTTE
- セブン銀行
- イオン銀行
- PatSat
- Enet
- ローソンATM
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
まとめ
JRE BANKの口座取得に始まり、初期設定、JRE BANK、JRE POINT、ビューカード、えきねっとなど、サービスの連携方法をまとめましたがいかがだったでしょうか。
あらためてJRE BANKを中心とした新たな経済圏が広がり始めたのを実感します。これからどんなサービスが展開されていくのか大きな期待が膨らみます。一方で、各サービスのサイトへのログインや設定など、PCの操作に慣れた人でも一苦労です。ぜひワンストップで各種のサービスにアクセスして管理できる環境が整備されることを望みます。とりあえず、口座に入金に行きたいと思います。
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