去る2024年11月6日、ビジネスパートナーを対象とした「XServer情報アップデートウェビナー ver1.0」が開催されました。今回は試験的に行ったウェビナーということでしたが、貴重な情報収集の機会になりました。
参加者アンケートの回答者に配布された資料を元に、ウェビナーの内容を記載しておきます。XServerの最近のサービスアップデートは凄まじい勢いで、こちらも追いつけないでしましたが、当日は丁寧な説明があり頭を整理することができました。もっとも、内容自体はすでにウェブ等で公開されている内容がほとんどで、あらためリリース情報などにしっかり目を通す必要を感じました。
では、内容を見ていきましょう。
実績とシェア
XServerの直近の実績とシェアの紹介がありました。
運用サイト数 | 250万件 |
導入企業数 | 21万社 |
国内シェア | 国内Webサイトの4分の1以上 |
登録ドメイン件数 | 100万件 |
WEBホスティング国内シェア | No.1 |
直近であった主なリリース情報
メルマガで目にはしているものの、サービスの向上は目覚ましいものがあります。以下、紹介のあった項目ごとにリリースと特設サイト等を整理しました。
2024/3 第4世代「AMD EPYC」採用
- 「ニュース」CPU性能が従来から2.2倍、ディスク性能はSSDと比較して32倍! ハードウェア増強でさらに圧倒的なサーバー環境へ
- 「特設サイト」さらに先を行く、エックスサーバー 次世代のホスティングをリードする国内最速サーバーへ
2024/4 エックスサーバーのユーザーコミュニティ開始
2024/4 WordPressリカバリー機能開始
2024/6 Xserver GAMEs提供開始
2024/6 SNS構築サービス提供開始
2024/8 Xserver Static提供開始
2024/8 Xserver VPS Difyの利用環境を構築
- 「ニュース」アプリイメージ「Dify」追加
- 「マニュアル」Difyアプリイメージを利用する
2024/11 XServer VPS for GPU提供開始
ウェビナー以降の発表ですが追加しておきます。
2. トレンド情報
AWSからの移転増でわかる最近のサーバーのトレンド
AWS利用企業の移転が増えているという話題が紹介されました。
- 移転事例の増加
2022年と2023年を比較すると、AWSからXServerへの移転が2倍になった
- 3つの要因
- 円安によるコスト増
- 高コスト&オーバースペック
- 保守の負担
- WordPress
セキュリティにおいてマネージドサーバーを使うことは非常に有効
- AWSでなくてもレンタルサーバーで実現できること
サーバーの権限管理
XServerビジネス:「管理ユーザー設定」、「マルチアカウント機能」(専用サーバー)
以上がウェビナーの内容を踏まえた整理でした。細かなところは割愛していますが、AWSを使いこなすことに苦労されているのならば、XServerの機能で十分に間に合うこともありますよ、というメッセージと受け止めました。
3. XServerの展開サービス
ここであらためて、XServerの展開するサービスを整理してみましょう。
※「お申し込みはこちら」をクリックすると弊社の取次店コードが入るものがあります。そのまま申し込みを進めてください。
- XServer レンタルサーバー
国内シェアNo.1のレンタルサーバー、私も長年使用しています。おすすめです。
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ビジネスをインフラから支える法人向けサーバー
法人向けとはいいながら安価で安定した運用が可能です。中小企業には法人向けがおすすめです。
お申し込みはこちら - XServer ドライブ
法人向けクラウドストレージ
数々のクラウドドライブがありますが、自分である程度把握できる安心感が気に入っています。
お申し込みはこちら - XServer VPS
圧倒的コスパの国産VPSシリーズです。エックスサーバーが満を持して送るハイスペックな開発環境をお届けします。
お申し込みはこちら - XServer for Game
Minecraftなどのゲームでは専用サーバーを準備・設定することでオンラインのマルチプレイをより快適に遊ぶことができます。「XServer VPS for Game」はゲームプレイに集中できるように、サーバーの申し込みからサーバーの設定まで、誰でも簡単にできるようになっています。
お申し込みはこちら - XServer VPS for Windows Server
Windows環境での開発作業やActive Directoryによる社内PCの一元管理、社内のファイルサーバーとしてファイル共有などにご利用できます。
お申し込みはこちら - XServer for GPU
画像や文章などの生成AIや推論に特化したGPUサーバーがインターネット経由で使える、AIビジネスを担う事業者様向けのGPUサーバーサービスです。
お申し込みはこちら - XServer SNS
X(旧Twitter)の代替サービスとして人気の、Misskey、Mastodon、Blueskyなどに対応。
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SSL証明書170万枚の発行実績
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国内最安値のドメイン取得サービス
XServer レンタルサーバー、XServer ビジネスをお使いならば、XServer Domainを使うのがおすすめです。管理画面からサーバーとともに管理できますので、支払い漏れ、更新忘れなども防ぎやすくなります。他のドメインプロバイダーをお使いの場合には、移管してでもXServer Domainをご利用いただくことをおすすめします。
お申し込みはこちら(PR) => XServerドメイン - XServer クラウドPC
仮想デスクトップサービス
サーバーに置いた高性能PCを遠隔で使用するイメージです。常時使用し続けるケースなどで便利です。
お申込みはこちら - XServer ショップ
これまで知りませんでしたが、エックスサーバーでネットショップを作成するサービスがあります。EC構築システム「EC-CUBE」を使ったものですが、あなた独自のネットショップの制作・運営に特化したサービスです。オリジナルネットショップ構築に必要なものが全てそろった状態で始められます。
お申し込みはこちら - XWRITE(エックスライト)
エックスサーバーが開発した、WordPressのテーマ(テンプレート)です。私も使いましたが、シンプルで使いやすいテーマです。XServer レンタルサーバーでWordPressをお使いであれば、一度お試しください。
お申し込みはこちら(PR) => はじめてのブログに最適なWordPressテーマ『XWRITE(エックスライト)』 - TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
WordPressつながりでもう1点ご紹介します。
XServer レンタルサーバーで株式会社モリサワが提供するWebフォントサービス「TypeSquare」を利用できるプラグインが提供されています。少し特徴的なフォントを使用したいときなどには、とても便利なプラグインです。これだけでも、XServer レンタルサーバーを使うメリットがあります。
WordPressプラグイン「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」
長い記事になりましたがいかがだったでしょうか。
国内シェアの話しに戻ると、エックスサーバーに続いて、GMO系のレンタルサーバー、さくらインターネットのレンタルサーバの順になります。私は3社のサーバーをすべて利用した経験がありますが、最もスマートなエックスサーバーが断然おすすめです。さらに、上にあげたように様々な魅力的なサービスが展開されていますので、併せて利用することを考えればエックスサーバーを一択でおすすめします。
機会がありましたら、上記のサービスをつまみぐいでも構いませんのでお試しください。
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