日経新聞の一面に「JXTGエネ、全給油所「ENEOS」に 需要減で統一、「エッソ」終了 」の見出しが踊りました。
石油元売りの大手でENEOS(エネオス)、Esso(エッソ)、Mobil(モービル)、ゼネラルを傘下に持つJXTGエネルギーが、2020年までにブランドをENEOS一本に統一するようです。
石油会社は、近年統合が進んでいて元々は別の石油会社だった、ENEOS(エネオス)、Esso(エッソ)、Mobil(モービル)、ゼネラルなどが合併、統合を繰り返してきました。
JXTGエネルギー傘下の給油所は1万5000カ所あり、国内に3万カ所以上ある給油所の4割強を占めます。今後、2018年から順次ENEOSに切り替えられ、2020年までに終える予定としています。
JXTGは東京五輪の公式スポンサーを務めていることもあり、オリンピックイヤーまでにブランドを統一することが急務のようです。
この件に関してJXTGは、「本日の一部報道について」としてリリースを発表しています。
本日、日本経済新聞に当社のSSブランド統一に関する報道がありましたが、これは当社として発表したものではありません。
本件につきましては、手続きが整い次第速やかにお知らせいたします。
さて、当ブログが注目したいのは、電子マネー等のサービスです。
Esso(エッソ)、Mobil(モービル)、ゼネラルが提供している、Speedpass(スピードパス)、Speedpass+(スピードパスプラス)のサービスの行方が気になりますね。
ENEOS(エネオス)では、クレジットカード、独自のプリペイドカードが主力で、Tポイント、Rポイントなどとの提携や、auWalletが使えるなどの注目すべき点はあるものの、Speedpassのようなデバイスを提供するサービスがありません。
キーホルダー型の電子マネーでは、他に昭和Shell石油のEasyPay(イージーペイ)があります。Speedpass(スピードパス)、Speedpass+(スピードパスプラス)が消えて、一強、一人勝ちとなるのでしょうか。
このまま、Speedpass(スピードパス)、Speedpass+(スピードパスプラス)は姿を消してしまうのか。あるいは、オリンピックイヤーの外国人観光客をターゲットにするような、サービスが開発されるのか。
いずれにせよ、Speedpass(スピードパス)、Speedpass+(スピードパスプラス)が欲しい人は、早めに作っておいた方がいいかもしれませんね。
Speedpass+(スピードパスプラス)は、QuickPayとして一般の店舗でも利用可能です。ApplePayが関心を集めていますが、キーホルダー型のフォルムは注目されますよ。
「QUICPay」としても利用できる非接触型決済ツール「Speedpass+(スピードパスプラス)」 東燃ゼネラルグループとJCBが共同開発
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