HTML5 プロフェッショナル認定試験 レベル1を受験します。
エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が認定する「HTML5 プロフェッショナル認定試験」。レベル1とレベル2がありますが、今回はレベル1にチャレンジです。
長いことHTMLに関わってきたのですが、これまで全て独学でした。以前は本やパソコン雑誌で知識を蓄え、ネット全盛期になってからはネット上で多くの知識を仕入れました。
雑多な知識を整理してどこかで体系的に学びたいなぁと思っていたのですが、HTML5に移行し始めた頃、認定試験があるのを知りました。
いつか、いつか勉強しようと思いながら数年が経ち、やっと思い腰をあげて認定試験の受験に取り組む決意をしたところです。
受験には興味を持っていたので、数年前に対策テキストは購入してありました。
しかし、勉強することなくテキストは本棚にしまったまま。そのうち、2017年3月に試験の出題範囲が「Ver2.0」にアップデートされました。
出題範囲が変わってしまい、以前のテキストはある程度参考にはなるでしょうが万全ではありません。即、新しいテキストを買おうかと思ったのですが、旧テキストもせっかく買ったものだし、読まずに捨てるのももったいない。一通り勉強してみて、受験の決心が揺るがなければVer2.0対応の本を買うことにしました。
新テキストを買うことがモチベーションにもなり、2週間ほどで読み切りました。予定通り新テキストを購入した結果、似たようなテキストが2冊になってしまいました。
新旧を比べてどの程度違っているでしょう。新版の冒頭にある著者の「はじめに」の言葉が象徴的です。
「本書の改訂版作業の過程で予想外だったのは、HTML5.1で仕様変更された箇所の多さです。(中略)本書のHTMLパートでは結果として多数の項目が初版の原稿から書き換えられることとなりました。
本の構成も、新旧を比べてみると大きく変更されています。
旧版が1章から10章まであるのに対して、新版ではHTML、CSSがそれぞれ1章にまとめられて5章の構成。
中身も順番が変わっていたり、まとめてごっそりと削除されていたり、旧版とは全く異なる内容が加わっていたりします。
出題範囲が本の裏面に書かれていますが、見比べてみると大きく変更されているのが分かります。
Ver2.0の対策テキスト&問題集を買い求めないと、出題範囲を網羅して勉強し、合格するのは難しいだろうなぁと身をもって実感したところです。
長年親しんでいるのでそれほど難しくはないかもという期待はあったのですが、理解しているのが3分の1、曖昧なままの知識だったところが3分の1、あまり触れたことのない知識が3分の1という印象です。
体系的に知識を整理できたこと、欠けていた知識を補えたこと、曖昧だった部分をしっかり確認できたことなど、勉強するメリットは十分すぎるほどありました。
あと2週間からひと月ほどで、受験できるレベルに持っていけるといいかなと思います。毎日コツコツと勉強するしかありませんね。
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