「wena wrist pro」と「wena wrist active」の違い 選び方のポイントはGPSや心拍センサーだけでなく重さも防水性能も

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「wena wrist pro」と「wena wrist active」の違いを調べました。選び方のポイントは、GPSや心拍センサーだけでなく、重量や防水性能も重要です。

前回「wena wrist active 本日2018年2月28日に予約を完了 発売日は2018年3月9日」という記事を書きました。

「wena wrist active」の予約受付が開始されたので早速予約をしました、という内容です。しかし予約してから、さて「wena wrist pro」と「wena wrist active」の違いってどこだ、と気になり始めました。

私の場合「wena wrist active」の決め手はGPSだったので、「wena wrist pro」と比べるまでも無く決めてしまいました。

しかし「wena wrist active」が登場したことで、どちらを選ぼうか。どこが違うのかと迷っている方もいるのではないでしょうか。

そこで「wena wrist pro」と「wena wrist active」の違いを確認して、選び方のポイントを探ってみたいと思います。

まず、wena wristサイトの仕様を参照して、両モデルの仕様を並べました。ほとんど同じなのですが、赤字の部分が異なるところです。

表の下に、詳細を書いていきます。

仕様 wena wrist pro wena wrist active
内臓電池 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池
連続動作時間 約1週間 約1週間
充電時間 約1.5時間 約1.5時間
電子マネー機能 おサイフケータイ対応サービス
楽天Edy、iD、ANAスキップサービス、Quickpay、d point、ヨドバシゴールドポイント
おサイフケータイ対応サービス
楽天Edy、iD、ANAスキップサービス、Quickpay、d point、ヨドバシゴールドポイント
対応OS iOS 8.0以上/Android 5.0以上
Bluetooth 4.2(推奨)のBLE機能に対応している必要があります。
iOS 8.0以上/Android 5.0以上
Bluetooth 4.2(推奨)のBLE機能に対応している必要があります。
防水性能 5気圧 3気圧
材質 SUS316L シリコンラバー
充電方法 wena wrist pro専用充電クリップ wena wrist active専用充電コネクター
バンド幅 ディスプレー部 : 20mm、ヘッド取り付け部 : 22mm ディスプレー部 : 20mm、ヘッド取り付け部 : 22mm
重量 85.0g 40.9g
表示部 有機ELディスプレイ、フルカラーLEDx1 有機ELディスプレー、フルカラーLEDx1
Bluetooth機能 バージョン
Bluetooth標準規格
Ver.4.2 Low Energy 準拠
通信距離
見通し 約10m(最大)
対応プロファイル
独自プロファイル
機器名称
WB-11
PASSKEY
製造番号の一部を使用
バージョン
Bluetooth標準機器
Ver.4.2 LOW Energy 準拠
通信距離
見通し 約10m(最大)
対応プロファイル
独自プロファイル
機器名称
WA-01
PASSKEY
製造番号の一部を使用
センサー 加速度センサー 加速度センサー、GPSセンサー、心拍センサー
衛星測位取得システム GPS、GLONASS、みちびき

仕様を確認してみましょう

防水性能

「wena wrist pro」が5気圧、「wena wrist active」が3気圧です。この違いの理由はどこにあるのでしょうか。

「wena wrist pro」の商品紹介に次のような記述があります。

腕時計としてのアイデンティティを強化した、5気圧の防水性能

電池部分の防水構造も見直しました。側面をパッキン構造にすることにより、シャワーや水仕事をしながらでも使える5気圧の防水性能を実現。

初代wena wristではスマホなどの電子機器で使われる防水規格を用いていましたが、今回「wena wrist proは腕時計である」との思想から、気圧表記を採用しました。

「wena wrist active」では特に触れられていません。ということは、「wena wrist pro」のボディーはパッキン構造を採用したので5気圧、「wena wrist active」は構造が違うので3気圧の防水性能と言えそうです。

では、5気圧と3気圧では、実際にどのような違いがあるのでしょうか。一般財団法人日本時計協会のホームページに「防水時計の種類と取り扱い上の注意点を教えて」というページがあります。それによると、

5気圧防水

水に触れる機会の多い水仕事(漁業・農業・洗車・食堂など)や水上スポーツ(水泳・ヨット・つりなど)をされる方にお使いいただけます。
素潜り(スキンダイビング)及び飽和潜水用や空気潜水用に使用しないで下さい。
5bar以上の防水時計でも水圧の激しいシャワーや水道水が直接時計に当たらないようご注意下さい。

2~3気圧防水

日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるものですが、水仕事、水上スポーツ、素潜り(スキンダイビング)、潜水には使用しないで下さい。
水圧の変化が激しい条件では使用しないで下さい。

ということです。つまり、「wena wrist active」は海や川、プールでの使用は避けた方が良いということのようです。

材質

「wena wrist active」のシリコンラバーは身の回りでもよく使われているので分かります。では、「wena wrist pro」の「SUS316L」って何でしょう。

ググって調べてみると、いわゆるステンレス鋼の規格を表しているようです。検索の中にはボルトやナットの材料に使われているとか、加工しやすく幅広い用途で使われるものなどの記述がありました。

また、金属アクセサリーにもよく使用されているようで、汗などにも強い性質を持つようです。ステンレスですから、手入れが簡単、傷つきにくいなどのメリットもあるようです。

充電方法

「wena wrist pro専用充電クリップ」と「wena wrist active専用充電コネクター」の名前の違いが、そのまま充電時の形態を表しています。

「wena wrist pro」は、表示ディスブレーの端のあたりに電極があるのか、そこを挟み込む形で充電クリップをセットします。

これに対して「wena wrist active」は、ディスプレーの底(ベルトの内側)にコネクターを接続して充電するようです。

まあ、充電方法にこだわってモデル選びをする人もいないでしょうから、、参考まで。

重量

「wena wrist active」が40.9gに対して、「wena wrist pro」が85.0gです。ダブルスコア以上ですから「ちょっと重すぎない?」という感じがしてしまいます。

「wena wrist pro」は、ベルトがステンレスである上に、「出荷時のLLサイズでの重量」と断りがあります。ご自身の腕に合わせてベルトを短くすると、重量も軽くなりますので若干軽く見積もってもいいのかもしれません。

ちなみに、SEIKO のGrand Seiko、CITIZENのATTESAといった高級時計を見ると100g以上でした。高級時計と比べるのもどうかと思いますが、、

第二世代になって、極限まで性能とパッケージにこだわったようですので、その誇りを感じる重さと思えば苦にはならないはずです。

センサー

「wena wrist active」に「GPSセンサー」と「心拍センサー」が追加されています。

バンド内部にGPSと光学式心拍センサーを搭載。移動距離、平均速度、歩数。さらには心拍数、睡眠状態などを計測可能です。

「wena wrist pro」の説明は以下です。

日々の活動量を記録できます。一日の歩数や消費カロリー、睡眠の状態などを専用アプリから確認。

センサーが増えた分だけ、できることが増えています。好みによると思いますが、GPSと心拍機能は色々と活用できそうで楽しみです。

衛星測位取得システム

GPSはお馴染みですが、あとは耳慣れないシステムです。とりあえずググってみました。

GPS

グローバル・ポジショニング・システム(英語: Global Positioning System, Global Positioning Satellite, GPS、全地球測位システム)とは、アメリカ合衆国によって運用される衛星測位システム(地球上の現在位置を測定するためのシステムのこと)を指す。(wikipedia)

GLONASS

GLONASSとは、ロシアが運用している衛星測位システムの名称である。衛星測位システムの代名詞的存在である「GPS」は米国が運用している衛星測位システムであり、GLONASSはそのロシア版であると言うことができる。

(省略)

2011年後半に発売された「iPhone 4S」は、測位システムとしてGPSと共にGLONASSをサポートしたことで話題となった。GPSとGLONASSを併用することにより、測位の精度・スピードが向上するという。(IT用語辞典 Weblio辞書)

みちびき

みちびき(準天頂衛星システム)とは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムのことで、英語ではQZSS(Quasi-Zenith Satellite System)と表記します。

(省略)

衛星測位システムとは、衛星からの電波によって位置情報を計算するシステムのことで、米国のGPSがよく知られており、みちびきを日本版GPSと呼ぶこともあります。(みちびき(準天頂衛星システム)ウェブサイト)

システム的なことは不勉強で理解できていませんが、複数の衛星測位システムを併用することで「測位の精度・スピードが向上するという。」という理由に尽きると思います。

Yahooショッピングで予約できます。
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